イチゴのうどん粉病予防にピーキャットクリアミストを購入しました。
(ナスからうどん粉胞子が飛んできそうで怖いので)
200ppm、1000ml入り、
送料込みで、1900円也。(高ぇ)
食品添加物として使用される成分でできている、
残効性がなく分解して水になるとのことなので
(ナトリウムと塩素はどこにいくんだ?塩?)
思い切って採用しました。
主成分が
次亜塩素酸ナトリウムと塩酸。
次亜塩素酸ナトリウムはハイターとか
塩素系漂白剤と同じですね。
殺菌力は強力そう。
・・・ハイターうすめて自作できないか?
・・・ハイターには混ぜものがあるので純粋な次亜塩素酸ナトリウムがあれば・・・
ピューラックスこれを300倍に薄めれば200ppmの次亜塩素酸ナトリウムになるな。
これでええやん。
と思ったのですがだめらしい。
実は、殺菌作用があるのは次亜塩素酸であってこれが水に溶けていることが必要。
で、この次亜塩素酸というのは次亜塩素酸ナトリウムがpH5~6ぐらいでいっぱい溶け出すらしい。
(ピューラックスを薄めてもpH8~9ぐらいではその濃度が薄く、殺菌力に欠ける)
参考
この次亜塩素酸ナトリウム溶液のpHを殺菌能力の高いところに調整したものが
次亜塩素酸水というものらしい。検索すると実にたくさんでてきます。
ピーキャットクリアミスト(50ppmに希釈したもの)のpHを計ってみました。
確かに、pH5~6ぐらいです。
ピーキャットクリアミストも
次亜塩素酸水ということですね。
塩酸が入っているので
これでpH調整されているようです。
・・・え、じゃあピューラックスに塩酸まぜれば・・・
いやまて、これっていわゆる
混ぜるな危険じゃあ・・・
この筋の友人に次亜塩素酸ナトリウムを塩酸でpH調整できるのかと聞いてみたところ
「できなくはないが、ちゃんとした施設でやらないと塩素が発生して危ない。
専門家として、やめておけと忠告する」
とのことでした。ハイ、やめておきます。皆さんもやめてください。
なんでも、塩酸の緩衝能力(ゆっくりとpHを調整する能力)は低く、
少し加えただけで急激にpHが下がり、危険なのだそうです。
(pH4を下回ると有害な塩素が発生する)
高いお値段には高い理由があったんだなあ、と納得しました。
・・・こんなの特許を発見しました。
次亜塩素酸含有殺菌水及びその製造方法、並びに次亜塩素酸含有殺菌シート
塩素を発生させずに安価に次亜塩素酸水を精製する方法だそうです。
今年に入ってからのもののようですので
もしかすると近々、この特許を使用した製品が出てくるかもしれません。
これで次亜塩素酸水の値段も下がればよいですねえ。
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