気候がよくなり復活の兆しを見せていたトマトたちですが、
致命的な黄化葉巻病が発生しました。
最初は生理障害かと思っていたのですが、
同じ養液に浸っている千果とフルティカのうち、フルティカだけに
新芽が縮れる様子が見られ、変だな~と思って調べてみて判明しました。
【黄化葉巻病】
<症状>
・新芽の縁がまき、節間が短縮し、黄化、萎縮する。
・これより先、開花せず、開花しても実は付かない。
<原因>
・トマト黄化葉巻ウィルス(TYLCV) に感染。
・ウィルスはコナジラミ類(シルバーリーフコナジラミが主)に媒介される。
・土壌伝染,種子伝染,接触伝染はしない。
<対策>
・発病株はまず治らない。
・・・とほほ。
・防除するにはシルバーリーフコナジラミを防除する。
・・・手遅れですな。コナジラミは見かけなかったのですが
こっそり来ていたか・・・
・コナジラミが発生元となる雑草を除草をする。
・・・ウチのベランダ、ウチの前以外は草ボーボーです。
来年は自分ち前のベランダだけでなく、全体の草刈でもするかなあ。
・発病株は伝染元となるのですぐに抜き取り、土中に埋めるか
密封して完全に枯らす。
・・・発病株をぬいて3重ゴミ袋に閉じ込めました。
うちにいたトマトは・・・
水耕 : フルティカ,千果,スノウホワイト,コストルートジェノベーゼ
土栽培 : フルティカ,千果,スノウホワイト,シャンデリア
このうち、発病が少しでも確認できて処分したのが
水耕 : フルティカ, スノウホワイト, コストルートジェノベーゼ
土栽培 : 千果
です。
残りも感染の可能性があるので、発病が確認されたら直ちに処分です。
この、黄化葉巻病、恐ろしい病気のようで、
蔓延すると県内でのトマト栽培ができなくなるほどの被害をもたらすようです。
家庭菜園とはいえ、責任を持って処置しなくてはなりません。
【参考】
・タキイ野菜前線 - 黄化葉巻病
・神奈川県 トマト黄化葉巻病の防除対策
・農業IT研究プロジェクト - トマト黄化萎縮病
実はこの病気、ワタクシ、去年も見ていたのです。
水耕コストルートが感染していたのですがこの病気だと気づかずに過ごしてしまいました。
幸か不幸か感染していたのはコストルートだけだったのですが、
ヨソサマにも迷惑をかける可能性があったかと思うとぞっとしません。
反省して気をつけて育てようと思ったしだいです。
大変でしたね(@_@)!
返信削除せっかく手塩にかけて育てた株を処分しなければならないのは辛い…
でも、来年以降も楽しくトマトを育てるには、致し方ないですね。
無事に駆除できますように。。。
うわぁ(> <)
返信削除こんな風に色が抜けちゃうんですね(>_<)
大切に育てたトマト、処分するしか方法がないなんて・・・
去年、コナジラミでトマトが酷い目に遭いましたが、
黄化葉巻病にならずに済んだのは奇跡だったのかもしれません。
1匹でも見つけたら早めの対処が必要かもしれませんね。
去年もこの病気になっているのなら、来年のトマトもお気を付け下さい。
その辺にウジャウジャいるかもしれませんよ(^_^;)
あっ(^^;) 我が家も周辺は草ボーボーだ・・・orz
地域によって違いがあるようですが、シルバーリーフコナジラミには
ベストガード、アルバリン、コロマイト、コルト顆粒、スピノエース、
アファーム、アニキ等が効果的なようです。
参考までに。
発生しましたか~
返信削除これが出ると、後が面倒なんです。
近所の草狩り。
余分な仕事が増えましたね~
ポチ、っと!
なんとなく、うちにも過去にこのような症状があったなあと思い出しました。あれはこういうことだったんですね。対処法もお教え下さり、ベンキョウになりました。
返信削除うーん、ウィルスが原因ですか。なんだか冬の風邪みたいですね。せめて、早く見つけられるようになりたいなあって思いました。
>> yaefit1500さん
返信削除ひとしきり収穫もしてるし、台風の前準備だったとあきらめました(笑
幸い生き残っている株は元気で、きれいな新芽が出てきています。
ベランダ栽培でも学べることは多いなあ、と変な感慨を受けてます。
>> semireyさん
こればかりは被害拡大を防ぐため仕方ないですよねえ。
感染源はタバココナジラミにほぼ限られるようで
沖縄にはいないのではと思ったのですが、いるようですね。
http://www.pref.okinawa.jp/site/norin/byogaichubojo/documents/2007,07,,tylcv.pdf
ご用心を。
ウチの周りは、いろんな虫がおりまして。
楽園見つけたり!と我が家の野菜に襲い掛かってきます(笑
まあ、折り合いをつけて栽培にいそしみます。
・・・コロマイトも効くんですな。
・・・兄貴?ハイセンスな名前の農薬ですね
情報ありがとうございます。
>> kasugai90さん
処分が若干面倒くさいですねえ。
来年は麦藁帽子でも買ってきて草刈りと参りますか。
一仕事ふえて、ビールをおいしくいただく機会が一個増えたと
前向きに対処します(笑
>> ともこさん
見分け方は簡単で、葉っぱの裏にアブラーやハダニがいないのに
出てくる新芽が小さく縮れている、なんか黄色っぽい、です。
家庭菜園でも割とお目にかかるようなので適切な対処を、ですね。
冬のインフルエンザというより、夏の日本脳炎といったところですかね。
予防接種でもあればいいですが。
ウィルス耐性株の開発なんかも進められてるみたいですよ。
桃太郎の子孫ですね
http://www.pref.aichi.jp/0000057383.html