2012年2月29日水曜日

Oh, ベランダは雪・・・

ここ横浜は今年2度目の大雪でございます。
この雪が通り過ぎればしばらく暖かいそうですが。

軒外でいつも吹きっさらしの金柑。
はたして今年生き延びられるのか・・・。
ぎりぎり軒下のゼラニウム。
冠雪。

一番奥にかくている平鉢は
レモンバーム、取り残され組。
雪没。

昼から風速10mを超えるとのことでしたので
朝から防風ネット装着です。
作業が寒いです。
ゼラニウムひな壇より、一個奥。
じわりじわりと育っておりますグリーンピース。

根元がちょっと冠雪。
耐えるのだ~。

ウチの前のデンジャラスロープ。
今朝はまだふかふかでしたが帰りはべちょべちょになっておりました。
今夜冷えるとアイスバーン。やめてほしいです。

天気予報では春の前にはこういう雪が降るといっていました。
あすからは3月だしそろそろ春?

・・・そんな気は全然しないんですが。

2012年2月28日火曜日

リーフレタス、色づいてきました。

昨年9/24種まきリーフレタス。
我が家で幾度となく失敗したおーいお茶のオマケシリーズですが
珍しく成功例です。


同居人だった小松菜を刈り取ってからはすっかり水切りバットを占拠しています。
ちまちまと摘み取っては食べているのですが最近、色づいてきました。

秋の様子と比べると歴然としています。
リーフレタスの赤みはアントシアニンだそうで、紅葉と同じ原理だとか。
アントシアニンは凍りにくいので寒さに当たると形成されるとの説明も見かけました。
そういえば紫高菜も秋口より茎が紫色でした。

リーフレタスは色がつくと苦味が増し、大人な味わいになります。
レタスに関してはワタクシはみずみずしい薄緑の方が好みなんですがねえ。

長く育ててますので暖かくなったら抽苔するかもしれません。
それまではおいしくいただくことにします。

2012年2月27日月曜日

さて、何を育てているんでしょうか?

突然ですがこの苗(?)はいったいなんでしょうか。

アブラナ科っぽいですねえ~。
葉っぱの形でピンと来るかもしれません。
その2。
なんか花が咲きそうです。

さて、正解は・・・
大根のヘタでした。

昨年から再生栽培していたのですが
なかなか食えるほどに育たないので
放置しておりました。

先々週あたりからうえにひょろひょろ~
っとトウがたち始めていっきにつぼみがつきました。

なかなか変な風景です。

せっかくなので花を咲かせてみようと思います。
がんばったら種まで取れるかも。
おまけ。

なんでしょうか。
なじみのある方は多いんではないでしょうか。
答え。
人参のヘタ。

ちりちりした葉っぱがあいらしい。
おまけ、その2

中で玉っころができてます。
答え。
キャベツの芯。

時間を掛けるわりには育たない・・・
春キャベツだったらもっと早く
育つかも。

春休みの自由研究にどうでしょう。
・・・ないか。

再生栽培もなかなか面白いです。

紫高菜、久しぶりの収穫。

去年の9/11より育て始めていた紫高菜、2度目の掻き取り収穫です。
寒さには強いようで、他の野菜の成長が遅くなっているのに紫高菜は
冬の間も元気よく育っています。

見事な暴れっぷりです。
ゴミ箱水耕です、いちおう。
回収~。
前回より大漁です。

虫虫が登場するまでは
楽しめそうですねえ。

撤収してベランダの場所を
空けないといけないんですが・・・
はい、さっぱりしました。
これくらいだと、観葉によいです。
とりあえず、塩漬けに。
ピリ辛でつまみにもなります。
(漬物で酒を飲むのはノンベエの証)

今回は葉っぱが大きめなので
後日めはり寿司にしてみようと思います。


・・・にしても、このきれいな紫汁。
何かに使えないものか。
こちらは別口、10/3種まき。
ザル水耕。

まだ収穫してませんが
来月には回収できそうですねえ。

ありがたや、ありがたや。

2012年2月25日土曜日

ミニトマトの千果、芽が出ました。

先々週、先週と種をまいた千果が芽を出しました。

2/12種まき。
2/22発芽。

なんともはかなげな様子です。
大きく育てよ~。

一週間遅れでもう一度まきましたが
こちらは2/23に発芽しました。
(加温の違い??)







種なんか、播けばはえるわい、と思っていたのですが温度が結構重要だそうで。
よく考えたら、15℃を下回って種まきをしたことがなかったかも・・・

トマトの発芽させられる温度は諸サイトからの情報で10~35℃だそうです。
またトマトの種は嫌光性種子(光が当たると発芽しにくい)だそうです。

【参考】
野菜前線 タキイ種苗
アタリヤ農園
農業豆知識

duckbill先生談によると28~30℃で発芽促進ができるとのことです。
10℃以上あれば発芽するけど、温度が低いと日数がかかります。
毎日の積み重ねの温度が重要なようですねえ。
これ積算温度と言って一日の平均温度を加算していった温度のことで
農業では割と重要な因子だとか。
平均10℃で20日だと、10x20=積算200℃ といった感じですね。

【参考】
トマトの発芽、育苗、結実にかかる積算温度が例示されています。
低段・多段組合せ栽培によるトマトの周年多収生産技術マニュアル

品種やその他環境によりいくらか違うのかもしれませが
ある程度の目安にはなりそうです。


・・・千果の発芽の積算温度について考えてみる。
種をまいた直後は無策だったり、温め方にムラがあったりで信憑性はあまり高くないでしょうが。

2/12播き(発芽まで11日)

  室内無加温 :2/12~2/18  平均12℃  --> 12 x 7 = 積算72℃
  室内ペットボトル加温 :2/19~20 平均18℃ --> 18 x 2 = 積算36℃
  コタツ加温 :2/21~2/22 平均22℃ --> 22 x 2 = 積算44℃

  発芽までの積算温度 = 72 + 36 + 44 = 積算152℃

2/19播き(発芽まで5日)

  室内ペットボトル加温 :2/19~20 平均18℃ --> 18 x 2 = 積算36℃
  コタツ加温 :2/21~2/23 平均22℃ --> 22 x 3 = 積算66℃

  発芽までの積算温度 = 36 + 66 = 積算102℃


あれ?ずいぶん積算温度に差が出ました??
・・・平均気温がマイナスだったらマイナス成長な計算になるな。

発芽の最低限界温度の10℃を0として考えてみますかね。
先ほどの積算温度から(10x発芽までの日数)を引いてみます。

  2/12播き: 152 - ( 10 x 11 )  = 補正積算42℃
  2/19播き: 102 - ( 10 x 5 ) = 補正積算52℃

あ、だいぶ近づきました。
最低限界を8℃とすると、もっと近い値になりますね。


  2/12播き: 152 - ( 8 x 11 )  = 補正積算64℃
  2/19播き: 102 - ( 8 x 5 ) = 補正積算62℃

おおっ!
ってことで千果の温度と発芽日数の関係は
1日平均気温から8を引いた温度を、合計した補正積算値65℃程度ってことになりますね。
どうでしょう、お客さん。

仮に30℃で播いた種を管理すると・・・

( 30 - 8 ) x 日数  > 65
日数 > 3

ってなりますね。え、3日で芽が出るの??
4月に再度種まき予定ですので検証してみようかと思います。

ちなみに、
2/12には千両二号ナスとシシトウを
2/19にはコストルートジェノベーゼをまいていますがまだ芽が出ていません。
彼らも嫌光性種子ですので安心して絶賛コタツ保温中です。
必要積算温度はもっと高いようですね。それとも生育限界温度が高いのか。


さておき、現在の芽の様子。

土が白っぽいのが2/12播き、
土が黒っぽいのが2/19播きです。
芽が出たので日に当てねばと
外に出しました。
加温して土中がおよそ20℃。
育苗温度としてはまあ大丈夫でししょう。
【加温装置】
装置というほどでもないですね。
duckbillさんの発芽器を参考に。

・水切りバット + フタ
  百均で。いろいろ使い回しがきく。
・水槽用ヒーター
  サーモスタット一体型。
  熱ヒューズ付
  26℃定温、30Wの安いやつです。
  1000円くらい。
・タッパー
  これも百均で。
  容量1.8リットル。

加熱で水が蒸発してヒーターが露出しないように、タッパーの容量は大きめです。
安全のため水量、温度チェックはこまめに行います。

8℃の外気温で、バット内は20℃くらいに安定します。
寒いときは下にお湯を入れたペットボトルを置いて追加温、夜間は室内です。

どうでもいいですが、ヒーターに室外コンセントをとられ、洗濯ができんとです。
そもそも洗濯機の上だし。

他の芽が出てくるころには大変なことになりそうです・・・
温室(ともっと広いベランダ)、欲しいなあ・・・

では今日はこの辺で。

2012年2月20日月曜日

コストルート・ジェノベーゼ、種まき。

すくすく水耕栽培のyaefit1500さん(元は主に食材の備忘録のduckbillさん)から、
おすそ分けいただいたトマトのコストルート・ジェノベーゼの種まきをしました。
ありがとうございます。

なんでも真っ赤でトマト臭いトマトだそうで、ことに加熱したものは絶品だとか・・・
じゅるじゅる・・・

ちゃんと育てられるかちょっと心配ですが。がんばってみます。


種をいただく前に、通販で買えぬものかとしばらく彷徨ったところ、
コストルート・ジェノベーゼ(Costoluto Genoves)はエアルームトマトという単語と一緒に引っかかることがよくありました。

エアルームトマトって何じゃらほい?air room?? 温室?
温室はgreen houseだったような??

正しくは、Heirloomで「先祖伝来の家宝」といった意味だそうです。
エアルームトマトはバイオ技術などを使わずに自然受粉でできたトマトを指すそうです。

・・・へえ。なるほど。

地域で遺伝子型が固定してるんですね。固定品種って言うんでしょうか。

えーと。

遺伝子座ってのが遺伝子にあって、例えば 「豆の色」っていう遺伝子座 があります。
遺伝子座には「緑」の遺伝子とか「黄」の遺伝子なんかがセットされます
で、その遺伝子座には2個の箱があります。その箱には色の遺伝子がそれぞれセットされます。
「緑」-「緑」といった風に。で豆の色が実際にどうやって決るかっていうと遺伝子の強さで決ります。
「緑」は「黄」よりも強いです。
「豆の色」遺伝子座が「緑」-「緑」のときは実際の豆は緑色、「黄」-「黄」のときは黄色となります。
「緑」-「黄」がセットされると、強い方の緑色の豆ができます。

さて、ここに緑色をした豆があります。遺伝子座は「緑」-「黄」です。
これを自家受粉すると・・・
「緑」-「緑」、「緑」-「黄」、「黄」-「緑」、「黄」-「黄」ができます(右父方、左母方)
実際の色は緑色が3、黄色が1の割合となります。

実際には遺伝子は見えません。
緑と黄色の豆のできる豆の集団から、緑色だけができる豆を作るには・・・
黄色を除外して緑色の豆を選別して世代を重ねさせれば、黄色の遺伝子は集団から
いなくなっていきます。

たぶん、これが品種改良の原理なんでしょうね。

また、「緑」が「黄」よりも成長がよい、とすると「黄」は徐々に集団から
割合が減っていくことになります。(増えにくいから)

エアルームトマトは、こんな感じで固定されてきた品種なんでしょうねえ。



豆の色の話は「メンデルの法則」とか「優勢の法則」とかで調べると
分かりやすい説明が出てくると思います。たぶん小学校理科の教科書に出でてきます。



ちなみにエアルームトマトの種類は3000品種を越すとか。
こういうトマトが好みですとか、うちの栽培環境はこんなですとか
伝えるとお勧めのトマトを選んでくれるトマトソムリエがいればよいのになどと
妄想してしまいます。


おいしくて育てやすいトマトの情報はウェルカムです(笑)

2012年2月15日水曜日

ブルベリーの棒、ラズベリーの棒。

ずいぶん前から車で通りかかっては気になっていたのですが
花市場とか看板にかかれているお店がございました。
所在は街道沿いで比較的広い敷地だとは思うのですが、周りに畑が広がっているような
のどかなところにありまして、ぽつねんとした印象でした。

去年から野菜やら何やらを育てるようになりまして、
興味も高じてまいりまして、年末あたりからちょろちょろと足を運ぶようになりました。
特にあてもなくいろいろ物色したりしてみます。
花だけでなく果樹やら、満開なイチゴがあったりと見てるだけでもなかなか楽しいものでございます。

ワタクシ、花はそれほど興味ないのですが、
おおよそ89円というわけのわからない安さなので、
釣られてひょいと花の苗なんぞ買ってみたりもします。

そんな中で昨年末、ラズベリー(とかかれた棒。ちょっと葉がついてる)と、
ブルーベリー(と書かれた棒。つるっぱげ)を購入しました。

・・・最近、このベランダ水耕菜園がどこに向かっているかよく分からなくなるとです。


前置きはよいとして、
件のブルーベリーの棒。
買ってからずっとこのままの姿です。

意外と長くて邪魔っけです。

あまりに安かったのでもしかして
枯れ果てているのではなかろうかと
心配しております。
棒の先端。
このぽつぽつした物体は
買ったときにはあったような
なかったような・・・ 芽?

こちらラズベリーの棒。
ブルーベリーの棒に比べるとかなり小ぶりです。

外に置いていたらわずかに残っていた葉が
完全に落ちて、つるっぱげになっていました。
こりゃ枯れたかなあと思いつつも
ここしばらく室内窓際においていましたら
葉っぱのついた棒に成長しました。

ステッキの先に花が咲くのに似ています。

・・・手品か。
棒の根元からもなにやら
葉っぱが出てまいりました。

一応、生きていたんですなあ。

ブルーベリーの棒も
春になれば手品状態になるのでしょうか。

いろいろ育てていれば植物の
動きやら機嫌やらがわかってくる
のやもしれませんが、まったく分かりません。

それが面白いといえば面白い
のかもしれません。


・・・今年の標語は「出会いがしらの苗を買わない」です。

さてさて、ベリーの実を食すことができる日がきますやらどうやら。
そもそも1年目で実がつくのかどうやら。

2012年2月13日月曜日

春夏部隊、第一陣種まき!

ホームセンターに足を運んでは種の入れ替わりをみつつ
やきもきしておりましたが、ついに春夏第一陣の種まきをしました。


陣容は以下の通り。

ナスの「とげなし千両二号」。
  今年も焼きナス!今年は三昧!
  花が咲いたら今年はトマトーンと、養液濃度アップ作戦で行ってみよう!


ミニトマトの「千果」。
  初心者向け、モットーは楽に多収!
  念願のすずなりミニトマトはゲットできるか!?

シシトウの「改良ししとう」。
  真夏のシシトウ祭りをもくろみ投入!
  ロシアンルーレット、あたりつき!



とりあえず、4ポットずつ。
大きく育てよー。

来週も播きます。
ナスとミニトマトは4~5月にも播いて秋収穫も狙ってみます。
いやあ、楽しみだあ。


でも芽が出るまでは、室内保温ちゃんです。

2012年2月11日土曜日

金柑、回収して甘露煮にしました。

正月に買った、ホームセンターで安売りされていた金柑。
実付きだったのですがようやく回収しました。

小さいのと傷んだのは
残して回収です。

しばらく観葉植物ですねえ。



さて、どうするかと。
とりあえず少しかじってみたんですが

・・・苦酸っぱ!

寒さに当たりすぎたか・・・

ちょいと回収時期が
遅かったですかねえ。
というわけで甘露煮にしました。
ちょっと量が足りないなあ。

・・・生卵ちゃうで。

蜂蜜入り。

はーちみーつきんかんのどーあめー♪

酸味と苦味が強いので
ちょうどよい味になりました。

風邪予防になるかもしれませんなあ。

もっと大量に作りたいのですが
また次の冬、ですね。

【レシピ】
金柑の甘煮

2012年2月8日水曜日

チンゲンサイ、収穫。

ザル水耕とゴミ箱水耕で育てていたチンゲンサイを収穫しました。

10/8種まきのザル水耕。
小松菜跡地が吹きさらしで
よく凍っていました
わすわす・・・

上半分がゴミ箱水耕の
掻き取り収穫。

下半分がザル水耕の
株ごと収穫。

・・・掻き取りのほうが多いのが
     納得いかない。

ザル水耕の根っこ。
スポンジ培地からしっかり根を伸ばし、
シシトウみたいになってます。

バーミキュライト培地だとあまり増えない
藻がスポンジ培地では結構発生しました。
この差は何??

右、ゴミ箱水耕
・9/11種まき
・バーミキュライト培地

左、ザル水耕
・10/8種まき
・スポンジ培地
・小松菜と共存

密植度合いはほぼ同じ。
日照条件もほぼ同じ。



うーん、要因が多すぎて何が差を出したか切り分けられません。
思いつくところだと・・・

・播き時期。9~10月の好適な気温の生育期間が差を出した。
・小松菜共存により、養液のバランスが偏りザル水耕がいまいちよく育たなかった。
・藻類により、養液のバランスが偏りザル水耕がいまいちよく育たなかった。
・凍結の影響。ザル水耕はよく凍った。(凍る前から生育に差があったのでこれは違うか)
・酸素。ゴミ箱水耕はバーミキュライト層があるので根っこの酸素供給が多い。

小松菜はザル水耕と、お茶パック水耕でしたが差はそれほどなくありませんでした。

ちゃんと1個ずつ検証できればよいんですがねえ。

なんとかの考えなんとかとやらで。
今年の秋はゴミ箱水耕に絞ろうかと思います。

2012年2月6日月曜日

グリンピース、誘引し始めました。

なにやら大寒波が通り過ぎ、今日は上着無しでベランダに出ても今日はほんのり暖かい昼でした。
昨年12/8から育て始めたグリーンピースもぼちぼちと育ち、
茎が地を這い始めてつるが絡まりだしましたました。
ちょうどいいのでベランダを整頓して上に誘引することにしました。


昨年、キュウリを巻きつけていたネットを引っ張り出してきてグリーンピースの茎を
くりくりと巻きつけました。

密植ぎみ気味だったので、1月中ごろに2ゴミ箱に分けました。
左側はずっと屋外育ち。右側が屋内窓際族。
やっぱり室内は暖かいので育ちが早いようですなあ。

エンドウマメはもともと寒さに強いらしいのですが、越冬時に育ちすぎていると
寒さに当たってしまうらしいです。

・・・大丈夫かいな。


大寒波来ませんように。。