朝晩の野菜の世話で、市販の虫除けスプレーを使っていると、結構消費が激しいです。
コストパフォーマンスを考えてハッカ油虫除けを自作することにしました。
【材料】
・ハッカ油・・・薬局で1000円しない。
・焼きミョウバン・・・薬局、スーパーで50g、100円くらい。(無くてもOK)
・消毒用アルコール・・・薬局で500ml、500円くらい。消毒用70%エタノール。(無くてもOK)
・精製水・・・薬局で500ml、100円くらい(むしろ水道水でOK)
・スプレー容器100cc・・・素材がPP,PE,PETのどれか(PSは不可)100円
ミョウバンは制汗、殺菌作用、
アルコールは揮発で涼感を期待しています。
【道具】
・計量カップ
・化粧品用シリンジ
100円ショップ ダイソーで入手可能です。
【目標成分】
・水:約90%
・エタノール:約10%
・ミョウバン:約0.3%
・ハッカ油:約0.5%
【作成方法】
-- 細かい人向け --
1. スプレー容器に精製水85mlに焼きミョウバン0.3gを加えます。
1時間くらいで溶けるので軽く振って撹拌します。
2. 1.にエタノール15mlを加えて撹拌します。
3. 2. にハッカ油0.5mlをシリンジで計量して加えます。
--大雑把な人向け --
1. スプレー容器に水道水100mlくらい入れ、焼きミョウバンを
耳かき3杯分くらい加えます。
1時間くらいで溶けるので軽く振って撹拌します。
2. 1.にエタノール15mlくらいを加えて撹拌します。
3. 2. にハッカ油0.5mlくらいをシリンジで計量して加えます。
ハッカ油は好みに合わせて1.0mlくらいにまでで調整します。
野菜弄りのときにスプレーしてみましたが、
すーすーとして気持ちよいです。
取りあえず蚊にはさされませんでした。
【補足】
・ハッカ油
ミントの製油。香料や健胃剤などとして使用されるらしい。
希釈液を塗ると冷感を得られることから節電アイテムとしても注目されているらしい。
蚊など忌避効果もあるらしい。
原液は刺激が強すぎ、発火性があるので取り扱い注意。
ハッカの効用、副作用(飲まないでしょうけど)
・ミョウバン
市販されている焼ミョウバンはカリミョウバンの無水物。
ミョウバン水(1/300水溶液)を10倍~20倍に薄めて使用すると
制汗剤、殺菌、消臭効果があるらしい。
100mlに0.3gの根拠は
「溶液重量(g)xミョウバン水濃度x希釈度 = 100x(1/300)x(1/10) = 0.33…」のおよそ。
1.5リットルの水にミョウバン50g一袋を溶かして厳密に作ってもよいけど、
まずそんなに使わない。
・プラスチックとアルコール
ポリスチレン(PS)はアルコールに弱いらしい。
ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)を使いましょう。
・プラスチックとハッカ油
ポリスチレン容器にハッカ油を入れると、容器が解けてしまうらしい。
ハッカ油に含まれるリモネンが、ポリスチレンの用材として作用するかららしい。
ポリスチレン容器は溶けるので使わないこと。
ダイソー計量カップが何気にポリスチレンだったりします。
プラスチックの材質は大体容器に記載されています。
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